栃木県佐野市　即席・レトルト食品製造工場　調味料瓶投入室

こちらは調味料を瓶に投入する箇所ですが、外部から瓶を搬入するためにフォークリフト等が往来する出入口です。
重量物が毎日、何度も往復する入口付近は特に負荷がかかる場所です。
耐衝撃性や耐摩耗性をもたない塗床材が強い衝撃やタイヤの摩擦等にさらされたら当然、塗膜が耐えられず、割れたり擦り減ったりとします。
そういう箇所だから厚塗りすれば良いというのは安易な考えです。
重要なのは重量物走行に耐えられる強靭な床材選定と、コンクリートへの密着性の良い材料の選定です。
コンクリートへの密着性が良ければ下地と一体化し、剥がれにくいからです。
その為、当社取り扱い塗床材の中で特に衝撃や摩耗に強く、耐久性のあるものを選定させていただきました。
また下地処理は重ね塗りしてある既存の塗床材を撤去し、材料の持っている密着性を最大限生かす為、上部の脆弱層を撤去させていただきました。
施工後は強固な塗床に生まれ変わり安心してフォークリフトの走行が出来るようになりました。